第三銀行は三重県松坂市に本拠地を置く第二地方銀行です。地域に根付いた銀行であるがゆえに、資産力ではどうしても限界があって、三井住友銀行やみずほ銀行などのメガバンクや都市銀行には、どうやっても資産力では太刀打ちができません。また、地域で頑張っている者同士とも言える有力地方銀行と比較しても、資産力ではどうやってもライバルには敵わない状態です。

しかし第三銀行は、資産力がいくら低いと言っても、金融機関として長い間歴史を積み重ねてきています。ですから自らの資産力を限度として、背伸びしないように堅実な経営をしているわけです。資産力の無さが銀行の商品に直接影響を与えるわけではありません。むしろ「資産力の差は金利の差」ですから、それを考えると第三銀行の普通預金は他行と比べても金利が優れているわけではありません。

平成26年2月28日現在、第三銀行の店舗窓口で契約をした普通預金では、100万円以下の金額を預けた場合、0.020%の金利となっています。全く同じ条件で普通預金を預け入れた場合、メガバンクである三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の金利は、平成26年2月28日現在で比較すると、なんとすべての銀行で第三銀行と全く同じ金利の、0.020%。どの銀行も普通預金の金利はスズメの涙と言えるぐらいの金額なのです。

また、インターネット専業銀行(ソニー銀行、ジャパンネット銀行など)の場合、同条件で最も金利がいいのは大和ネクスト銀行の0.070%です。どの銀行も最近ではインターネット専業銀行の金利には敵わないのが現実です。でも、店舗を構えている銀行同士で考えてみると、第三銀行の普通預金金利は、決して劣っているわけではないのです。