三重県松坂市に本拠地を置く第三銀行では、さまざまな取り組みを行って、地域の顧客を掘り起こそうとしています。やはり地域に根付いた銀行を目指すには、ユニークな取り組みが必要不可欠であるのは、どの地方銀行の取り組みを見ても納得ができます。

第三銀行のユニークな取り組みとしては、地域貢献をモットーとしている部分です。地方銀行の定期預金といえば、例えばその地方を本拠地にしているスポーツチームの勝敗や成績によって金利がアップしたり、地方の特産品が満期時にプレゼントされるような定期預金がどこの地方銀行でも販売されています。第三銀行もその分にもれず、ユニークな定期預金を販売しています。

第三銀行で取り扱っているのは、なんと「熊野古道定期」なる商品。金利が優遇されているとか、顧客にメリットがあまりあるわけではありませんが、この定期預金を預け入れすると、定期預金の預金残高に応じて、世界遺産である熊野古道を維持管理するための費用として、第三銀行が寄付をしてくれるタイプの定期預金なのです。預け入れイコール地域貢献というのもユニークだとは思いませんか。

あと、熊野市にある第三銀行おかげ横丁出張所では、利用明細票に運勢が印字される「おみくじ機能」を搭載しているユニークなATMが設置されています。さすが伊勢神宮のたもとにあるATMだと思いますが、ATMを地元住民だけではなく観光客も利用することを見こして、ユニークな仕掛けをしているわけです。これも第三銀行ならではの取り組みだと思います。